大学受験 英語長文 解き方|これで完璧!早慶・難関大レベル突破法

「大学受験の長文読解、どうすれば早慶や難関大レベルに対応できるの?」「時間内に解き終わらない…」「複雑な文章が理解できない…」と悩んでいませんか?

旧帝や早慶などの最難関大の英語長文は、確かに難易度が高いですが、正しい解き方と効果的な対策を身につければ、必ず突破できます。

この記事では、大学受験の英語長文読解で高得点を取るための、具体的な解き方、時間配分、そしてMARCHレベルの問題では合格点が取れるレベルの受験生にオススメの長文学習教材ポラリス3を活用した学習法まで、徹底的に解説していきます。

目次

難関大学受験 英語長文の解き方:基礎知識

難関大学受験で問われる英語長文の特徴

難関大学を受験する上で、英語長文読解は合否を分ける重要な科目となります。単に英語が読めるだけでなく、高度な読解力と情報処理能力が求められます。

難関大学で出題される英語長文には、以下のような特徴があります。
1.膨大な情報量
扱うテーマは多岐に渡り、歴史、文化、社会問題、科学技術など、幅広い分野から出題されます。そのため、背景知識も必要となる場合があり、日頃から様々な分野に興味を持つことが重要です。

2.複雑な文章構造
長文の構成は複雑化しており、パラグラフ間の論理関係を正確に把握することが求められます。高度な読解力に加え、文章構造を分析する力も必要となります。

3.高度な語彙・構文
使用される語彙は高度で、複雑な構文も多用されます。文法の知識を正確に理解し、文脈に応じた語彙の意味を推測する力も必要となります。

4.抽象的な表現
比喩や抽象的な表現が多く含まれるため、字面を追うだけでなく、行間を読み取る力、筆者の意図を汲み取る力が重要になります。

5.設問の難易度
正解を導き出すには、本文の内容を深く理解し、論理的に思考する必要があります。選択肢を絞り込むのが難しい問題や、記述式で解答をまとめる問題など、多様な形式で出題されます。

これらの特徴を踏まえ、難関大学受験の英語長文読解には、ポラリス3 のような、質の高い長文問題集で、高度な英文に触れ、多様な設問に挑戦することが効果的です。

さらに、日頃から英語に触れる機会を増やし、語彙力、文法力、読解力を高めるための継続的な学習が不可欠です。

大学受験 英語長文読解:よくある誤解と解決策

英語長文読解において、よくある誤解とその解決策をいくつかご紹介します。

1.完璧に理解しなければいけない
英語長文は、すべての単語や構文を完璧に理解する必要はありません。重要なのは、全体像を把握し、設問に答えるために必要な情報を読み取ることです。

2.速読さえできればいい
速読は重要ですが、速読だけにとらわれて内容を理解できなければ意味がありません。まずは精読から始めましょう。経験値を積んでいけば、自然とスピードはついていきます。ポラリス3では、音読を通して、速読力と精読力を同時に鍛えることができます。

3.単語帳だけで語彙力は十分
単語帳で単語を覚えることは重要ですが、単語帳だけでは、実際の英文の中でどのように使われているかを理解することはできません。ポラリス3のように、様々なテーマの英文に触れることで、文章のテーマごとに知っておくべき単語を効果的に勉強できます。

4.才能がないと読解できない
英語長文読解は、才能ではなく、正しい学習方法と継続的な努力によって上達するものです。

これらの誤解を解き、正しい理解と適切な学習方法を身につけることで、英語長文読解を得意科目に変えていきましょう。

英語長文読解に必要なスキル

大学受験の英語長文読解で高得点を取るためには、以下の3つのスキルをバランス良く身につけることが重要です。

語彙力

語彙力は、英語長文読解の基礎となるものです。単語の意味を知らなければ、文の意味を理解することも、ましてや長文の内容を把握することもできません。

しかし、難関大学になるほど単語帳の意味通りに使えないことが多いです。たとえばsufferは「苦しむ」という意味が有名ですが、難関大学では「被る」という意味で出題されます。最初は、単語の意味を一語一義で覚える勉強はありですが、段階的に単語の核になるイメージ→単語の意味という勉強をすると、柔軟に対応できるようになります。

語彙力強化のための学習法

語彙力を強化するためには、単語帳を使って単語を暗記するだけでなく、実際に英文の中で単語が使われている様子を理解することが重要です。

  • 文法・解釈・長文問題集を効果的に活用する
    とくに長文問題集には、大学受験で頻出の重要語句が多数掲載されています。長文の中で単語を覚えることで、記憶に残りやすくなるだけでなく、文脈に応じた単語の意味を理解することができます。
  • 未知の単語を推測する
    模試、過去問、長文問題集の長文を読む際に、未知の単語が出てきたら、まず文脈から意味を推測してみましょう。辞書を引くのはその後でも構いません。
  • 繰り返し出会う
    同じ単語に何度も出会うことで、自然と単語を覚えることができます。ポラリス3をはじめとした音声付きの長文問題集などで音読や復習を繰り返すことで、語彙力を定着させましょう。

文法力

文法力は、英文の構造を理解し、正確に意味を読み取るために必要不可欠です。

文法力強化のための学習法

文法力を強化するためには、文法書で文法規則を学ぶだけでなく、実際に英文の中で文法が使われている様子を理解することが重要です。

1.ポラリス3の構文解析を活用する
ポラリス3には、すべての英文に構文解析が付与されています。構文解析を参考にしながら、英文の構造を理解しましょう。
注意点としては、すべての英文に構造解析はされていますが、副詞節の中身までは解説されていません。この問題集の解説を100%理解するには、MARCH合格程度の文法力が必要です。

2.英文を音読する
英文を音読することで、文法を意識しながら英文を読むことができます。

3.問題演習
文法問題集や、ポラリス3の設問を解くことで、文法の理解度を確認しましょう。

読解力

読解力は、英語長文の内容を正確に理解し、筆者の意図を汲み取るために必要なスキルです。読解力は、以下の3つの要素に分けられます。

速読力

速読力は、限られた時間内で長文を読み進めるために必要です。
これから速読にも取り組んでいきたいという方には「大学入試英語長文plus速読トレーニング問題集」もオススメです。下記のリンクから内容がわかります。

精読力

精読力は、英文を正確に理解するために必要です。

情報処理能力

情報処理能力は、長文から必要な情報を読み取り、整理するために必要です。

これらの読解力を高めるためには、ポラリス3のような質の高い長文教材を用いて、様々なテーマの英文に触れ、多様な設問に挑戦することが効果的です。

大学受験 英語長文の解き方:実践編

解き方のステップ

大学受験の英語長文読解では、限られた時間内で正確に解答するために、効率的な解き方を身につけることが重要です。以下の4つのステップを意識しましょう。

ステップ1:全体像を把握する

まず、タイトル、見出し、リード文、図表などに目を通し、英文全体のテーマや構成を把握します。この段階では、細部にとらわれず、大まかな内容を理解するだけで十分です。

ステップ2:設問を分析する

次に、設問に目を通し、どのような情報が問われているのかを確認します。設問の種類(内容一致問題、空所補充問題、要約問題など)や、設問の指示(英語で答えなさい、日本語で答えなさいなど)を把握することで、本文を読む際のポイントが明確になります。

ステップ3:本文を読み進める

設問を分析した上で、本文を読み進めます。この際、ポラリス3で学習した精読力を活かし、重要な情報(キーワード、接続詞、指示語など)を意識しながら読み進めることが重要です。

ステップ4:解答を選択する

本文を読み終えたら、設問に解答します。解答の根拠を本文中に探し、確実に裏付けを取りながら解答するようにしましょう。

設問タイプ別の解き方

大学受験の英語長文読解では、様々なタイプの設問が出題されます。それぞれの設問タイプに合わせた解き方を身につけることで、正答率を高めることができます。

客観問題

客観問題(選択式問題)では、選択肢を絞り込むことが重要です。まず、明らかに誤っている選択肢を排除し、残った選択肢の中から、最も適切な解答を選びます。

記述式問題

記述式問題では、設問の指示に従って解答することが重要です。解答に必要な情報を本文中から探し出し、正確に記述するようにしましょう。

時間配分のコツ

英語長文読解では、時間配分も重要な要素です。1つの長文に時間をかけすぎると、他の問題に解答する時間がなくなってしまいます。

1.全体で何分使えるかを確認する
最初に全体を俯瞰して、試験全体の時間配分を決め、英語長文読解に何分使えるかを確認しておきましょう。

2.各長文にかけられる時間を決める
試験時間と問題数から、1つの長文にかけられる時間を計算しましょう。

3.時間配分を守る
各長文にかけられる時間を決めて、その時間内に解答できるように意識しましょう。

4.難しい問題は後回しにする
解きにくい問題に時間をかけすぎないように、難しい問題は後回しにして、他の問題から解きましょう。

時間配分を意識することで、落ち着いて試験に臨むことができます。

早慶・難関国公立大を目指す受験生にとって効果的な教材

数ある大学受験用英語長文問題集の中でも、「関正生の英語長文ポラリス3 発展レベル」は、早慶・難関国公立大を目指す受験生にとって特に効果的な教材です。

ポラリス3の特徴と効果

ポラリス3には、以下のような特徴があります。

最新の入試傾向を反映
最新の入試問題を徹底分析し、今後出題されそうなテーマの英文を厳選しています。

質の高い英文
論文や英字新聞など、アカデミックな文章が多く収録されています。

詳細な解説
すべての英文に構文解析と丁寧な解説が付与されており、深い理解を促します。

効果的な学習方法を提示
音読や復習など、効果的な学習方法を具体的に解説しています。

これらの特徴により、ポラリス3は、読解力、語彙力、文法力、速読力、精読力、情報処理能力など、英語長文読解に必要なスキルを総合的に高める効果が期待できます。

ポラリス3の効果的な使い方

ポラリス3を効果的に活用するためには、以下の点に注意しましょう。

1.目標レベルを設定する
ポラリス3は発展レベルなので、早慶・難関国公立大を目指す受験生を対象としています。自分の目標レベルに合わせて、学習計画を立てましょう。

2.計画的に学習を進める
1日30分はポラリス3に集中するなど、具体的な計画を立て、継続的に学習を進めましょう。

3.音読を習慣化する
音読は、英語のリズムやイントネーションを身につけるだけでなく、速読力や文章把握の向上にも効果があります。ポラリス3の音声ダウンロードサービスを利用し、音読を習慣化しましょう。


4.復習を徹底する
1度解いた問題でも、繰り返し復習することで、知識の定着を図りましょう。ポラリス3には復習用の英文が収録されているので、積極的に活用しましょう。

5.辞書を活用する
ポラリス3には、単語帳ではカバーしきれない重要な単語が多く含まれています。辞書を活用し、未知の単語の意味をしっかりと理解しましょう。

ポラリス3を活用した学習計画

ポラリス3を活用した学習計画の例を以下に示します。

STEP
全体像を把握する

ポラリス3の構成と各章のテーマを確認し、全体の学習計画を立てます。

STEP
1章ずつ学習を進める

各章の長文を読み、設問に解答します。

参考の時間が書いてあるので、一応の目安にして下さい。ただし時間よりも正答率にこだわるのが大事なので、時間内に終えたいから読み方をいい加減するとか勘で解答を書くということは避けてください。

STEP
解説を熟読する

解答後、解説を熟読し、間違えた問題や理解が不十分だった箇所を分析します。

解説を読んで終わりにするのはやめましょう。もう一度、自分で解いて解説内容が理解できているかを確認しましょう。すべての問題集・過去問・模試の直しで、読んで終わりということはあり得ません。必ず自力で解けるまでやり直しをしましょう。

STEP
構文解析を確認する

すべての英文に構文解析が付与されているので、構文を理解しながら英文を読み直します。

とくに文章構造が取れなかった分はチェックしておき、翌日・1週間後・1ヶ月後の3回復習すると力がつきます。

STEP
音読と復習

音声ダウンロードサービスを利用し、音読を繰り返します。復習用の英文も活用し、知識の定着を図ります。

STEP
模試や過去問で実践練習

ポラリス3で学習した内容を、模試や過去問で実践練習し、応用力を高めます。

この学習計画を参考に、自分に合った学習計画を立て、ポラリス3を最大限に活用しましょう。

大学受験 英語長文対策:よくある質問

大学受験の英語長文対策でよくある質問とその解決策をまとめました。

長文を読むのが遅い…

速読力を上げるには、以下の方法が効果的です。

  • 英文を前から順番に読む: 戻り読みをせず、前から順番に読み進めるように意識しましょう。
  • 語句のかたまりで意味を捉える: 単語ごとにではなく、語句のかたまりで意味を捉えるように意識することで、読解スピードが向上します。
  • 音読: 音読は、英語のリズムやイントネーションを身につけるだけでなく、速読力向上にも効果があります。ポラリス3の音声ダウンロードサービスを利用し、音読練習を行いましょう。
  • 制限時間を設ける: 時間を意識して練習することで、速読力を鍛えることができます。

難しい単語が多すぎる…

語彙力強化には、以下の方法を試してみましょう。

  • 単語帳: 基本的な単語を覚えるために、単語帳を活用しましょう。
  • ポラリス3: ポラリス3には、単語帳ではカバーしきれない、入試で頻出の重要語句が多数掲載されています。長文の中で単語を覚えることで、記憶に残りやすくなります。
  • 辞書: 未知の単語に出会ったら、辞書を引いて意味を調べ、例文と一緒に覚えるようにしましょう。

集中力が続かない…

集中力を維持するためには、以下の方法を試してみましょう。

  • タイマーを使う: タイマーを使って、時間を区切って学習することで、集中力を維持しやすくなります。
  • 目標を立てる: 「今日はポラリス3の1章を終わらせる」など、具体的な目標を立てて学習に取り組みましょう。
  • 休憩をとる: 集中力が途切れたら、無理せず休憩をとりましょう。
  • 学習環境を整える: スマホやゲームなど勉強の邪魔になるものを排除して学習に取り組みましょう。
  • モチベーションを維持: 目標大学合格のイメージをしたり、成功体験を積み重ねたりすることで、モチベーションを高く保ちましょう。

まとめ|大学受験 英語長文を制覇しよう!

この記事では、大学受験の英語長文読解で高得点を取るための、基礎知識から実践的な解き方、そしてポラリス3を活用した学習法まで、詳しく解説しました。

英語長文読解は、大学受験において重要な科目の一つですが、正しい学習方法と継続的な努力によって、必ず克服することができます。

この記事で紹介した内容を参考に、ポラリス3 を効果的に活用し、自信を持って大学受験に臨みましょう!

大学受験 英語長文読解のポイント

  • 正しい解き方を身につける
  • 時間配分を意識する
  • 語彙力、文法力、読解力をバランス良く鍛える
  • ポラリス3を活用し、効果的に学習する
  • 諦めずに、継続して努力する

関正生の英語長文ポラリス3は、非常に優れた問題集ですが、誰が使っても効果が出る問題集ではありません。

たとえば各長文の重要構文の解説はあるものの、すべての文に構造解説があるわけではありません。
だから、効果的に学習を進めるには、MARCHレベルの長文の文構造が取れる程度の文法や語彙の力が必要です。

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