「東都には全員の成績を伸ばす環境があります。」というフレーズは本当なんだと僕は実感しました。
最初は数学の苦手な単元克服と応用問題の強化をしたいというのが僕の希望でした。
教室長の中里先生がすすめてくださった講座が「難関私立対策講座」でした。
僕は、そこから高校範囲の単元や少し難しい今までやったことのないレベルのものを勉強することになりました。
まず、国語では知識不足や長文読解のコツをアドバイスして頂きました。
英語では「長文をなんとなく解いているから、正解しない時は点数が取れない。」など自分の身についていない部分を的確にアドバイスして頂きました。
言われた時は自分の今までの勉強法を否定されたようで悔しかったですが、ストレートに言ってくれるのは、僕のためだと気持ちはすぐに切り替わりました。
そして、東都ゼミナールの良い点は授業のない日でも自習に行くことが出来て、いつでも質問できる先生がいるところです。
ほどよい緊張感が保てて家で勉強するよりはるかに身につく環境でした。
僕は都立と私立の併願校は大体決めていましたが、二学期末の三者面談間近に「私立の推薦を受けてみたら?」と言われました。
それまで説明会に行って気に入っていた学校でしたが、自分には無理だろうと思っている学校でした。
その先生の一言で、僕はやっぱり受けてみよう、挑戦しようと決心しました。
そこから過去問にも一層真剣に取り組みました。
そして「面接が極めて重視」とされている学校でしたので面接の練習は毎回のようにご指導頂きました。
質問に大きな声で答えるという簡単そうなことが僕には大きな課題でした。
出来なくて泣き、投げ出した日もありましたが、先生は「絶対に出来る」と温かく励ましてくださいました。
入試前日、「元気な大きな声を出せば合格できる。」と先生からの言葉を胸に本番に挑みました。
何日も練習を重ねたおかげで本番はとても楽しく肩の力を抜いて出来たのだと思います。
2日後の合格発表で自分の番号を見つけた時は人生の中で一番うれしく、すがすがしい気持ちでした。
僕は東都ゼミナールの数学の見置先生、国語の朝倉先生、最後の最後まで面接の特訓をしてくださった中里先生に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
藤浪公貴