「満足のいく入試」と「納得のいく入試」。成城学園高校に合格した事例

入試に限らず、行動の基準になるのは「展望」と「覚悟」ではないでしょうか。

保護者の悩みは、この2つに集約されることが多いように感じます。

たとえば「夢がないから頑張れない」という悩みは、展望の欠如が原因です。

「やらなければいけないことは、わかっているけど行動できない」という悩みは、覚悟の欠如が原因です。

ここで紹介する子どもも、展望もなければ覚悟もない子どもでした。

小学校5年生から通い、中1冬~中2夏まで別の塾に移り、その後復塾。

そして、高校受験を終えるまでの過程を成績の推移と併せて紹介します。

目次

卒業生のビフォーアフター

偏差値

評定

テスト結果

東都に決めた理由

親の悩み

保護者アンケートには「なし」と書いてあります。

当時の塾の記録を見ると、勉強面に対してこつこつタイプの姉に比べると大雑把な妹には、少し早めに手を打っておかないとダメだと考えていたようです。

保護者アンケートはこちら

子どもの状況

素直で活発、奔放だけど気遣いもできる。

部活や習い事は、剣道・フラッグフットボール(タックルのないアメフト)。

倫理感があり意識も高いけど、きっちり手を抜いてくる。

思考よりも感覚が優位な女の子

東都に決めた理由

アンケートには、「姉が通っていたから」とあります。

生徒アンケートはこちら

入塾後

小学生

この子は、3つ上の姉が通っていたのがきっかけに塾に通うようになりました。

この子の姉は、器用で教えたことを簡単にできるし、言われたことはコツコツやれるタイプの子どもでした。

一方、妹は勉強に関しては決して器用とは言えず、宿題も授業前日にまとめてやるタイプでした。

非常に素直な子どもなので、教えた型は忠実に守ります。

しかし、理由を理解せずに型しか覚えないので応用がきかず、発展的な知識に対応できませんでした。

また、瞬間的な記憶力は高いので漢字テストや英単語のテストは、基本的には一回で合格できていました。

たまに追試になっても、すぐに合格できていました。

しかし、短期的な記憶はすぐに忘れてしまうので、まとめテストや総合問題なると大きくパフォーマンスが落ちていました。

論理ではなく、感性とパターンで文章を読むので、国語では誤解・曲解がひどく、算数でも図を書いたり公式を使ったりすることはできるのですが、文章が読めないため適切な公式や図に落とし込むができませんでした。

小学生でのテーマは「日々の勉強の習慣」と「読解力」を育むことが大きなテーマでした。

中1

【1学期】

コロナ禍をきっかけに春期講習明けから授業を対面からオンラインに切り替えました。

ひどい取り組み方で、オンライン授業で懸念されることをすべてやっていました。

たとえば、解答を横において問題を解く。別のアプリを立ち上げて遊ぶ。画面を消して寝るなど…。

状況証拠しかないですが、学力を上げるために不必要なことをやっていたことは間違いないと思います。

学力診断テストの4~6月を比較すると、緊急事態宣言の影響でオンライン実施せざるを得なかった5月の数学が大きく伸びています。

1年生の4~6月の数学の範囲は、小学校の復習範囲がメインなので大きく偏差値は変動しません。

また、定期テストの結果も授業中の様子とテスト問題を見る限り60点台になる原因がわからないと授業担当は言っていました。

★1学期定期テスト結果と通知表の評定

5科 9科
期末テスト点数 389
評定 19 33

※コロナ禍で授業時間を確保できなかったため、実技科目は学科テストを実施せず

★1学期学力診断テスト偏差値

英語 数学 国語 合計
4月 47 45 49 46
5月 58 55 54 57
6月 59 36 46 47
7月 62 53 48 55

【2学期】

2学期になると勉強の態度は、さらに悪化します。

わからない問題があったり、授業に関係ないことをして叱られたりすると不貞腐れて授業になりませんでした。

勉強のやり方や頻度にムラがあるので不安定でした。

しかし、夏期集中特訓で1日15時間勉強するなど小学生の時より勉強時間は伸びていたので、テスト問題によっては高得点を取れるときもありました。

授業・課題ともにパフォーマンスは、どんどん落ちていきました。

12月上旬に、冬期講習から塾をやめるとお母様から連絡がありました。

★2学期定期テスト結果と通知表の評定

5科 9科
中間テスト点数 389 700
期末テスト点数 368 612
評定 ? ?

※冬期講習前に退塾したため、評定は不明。

★2学期学力診断テスト偏差値

英語 数学 国語 合計
8月 62 51 51 55
9月 49 34 34 38
10月 50 49 47 48
11月 61 43 52 52
12月 53 44 41 46

中2

【1学期】

1学期の期末テストが終わった7月に復塾が決まりました。

1年生のころに100点近かった英語の点数が71まで落ちたことや、新しく通っていた塾の雰囲気・課題量・学習管理などの要因があったようです。

子どもも勉強は嫌だけど、下がっていく成績を見て復塾の覚悟を決めたようでした。

1年生の時とは違って、授業を受ける態度は大きく変わっていました。

★1学期定期テスト結果と通知表の評定

5科 9科
学年末テスト点数 372 669
評定 18 32

★1学期学力診断テスト偏差値

英語 数学 国語 合計
7月 58 52 46 53

【2学期】

7月中は、辞める前と比べて勉強に対する意識や態度は変わっていませんでした。

行動に変化が見えてきたのは、8月の集中特訓からでした。

塾を抜けている期間の総復習をして基礎学力が上がると、宿題の精度や定着度に徐々に変化が見えました。

9月になると、お母さまから「第一志望を中央大学杉並にしたい」との連絡がありました。

目標がないと頑張れない子どもなので、具体的に志望校を設定しないと頑張れないとお母様は考えたようです。

これが、いい方向に動きます。

どんどんパフォーマンスは上がり、連動して成績もどんどん上がっていきました。

定期テストは400点を超えたあと450点も狙える水準まで上がり、学力診断テストの偏差値も10月には60を超えました。

★2学期定期テスト結果と通知表の評定

5科 9科
中間テスト点数 410
学年末テスト点数 431 745
評定 19 33

★2学期学力診断テスト偏差値

英語 数学 国語 合計
8月 58 56 58 58
9月 55 53 60 57
10月 61 60 55 61
11月 60 60 54 59
12月 61 50 53 56

【3学期】

3学期に入っても頑張っていました。

定期テストの点数をみると5科目は横ばいでした。

一方、実技科目でも高得点を取れるようになったので、9科目の合計はさらに上がりました。

3学期の評定は一年間のトータルで評価されるので、2学期と変わりませんでした。

しかし、3年生で大きく成績が上がることを期待できる結果でした。

★3学期定期テスト結果と通知表の評定

5科 9科
学年末テスト点数 432 762
評定 19 33

★3学期学力診断テスト偏差値

英語 数学 国語 合計
1月 59 57 54 58
2月 61 55 60 60

中3

【1学期】

一般的に3年生の1学期は、スケジュール的に一番きつい時期です。

中3なので勉強量は増えるし、部活も最後の大会に向けて練習試合や練習が増えます。

この時期にどれだけ頑張れるかが夏以降の成果につながります。

この子どもの場合、もともとの性格や能力からしたら、よくやっていたと思います。

しかし、中央大杉並を目標に掲げる生徒という観点では不十分だと感じました。

授業中に注意力が散漫になるときはよくありましたし、宿題についても「定着のための宿題」ではなく「提出のための宿題」になっていることがよくありました。

新学年になってからの取り組みの成果は、6月の学力診断テストの結果に出ます。

入試の成否を分ける月は、6月と11月の結果です。

定期テストと違って総合的な学力をはかるテストは、短期的な努力だけでは成績は上がりません。

最低でも3カ月くらいの積み重ねが必要です。

つまり、6月の学力診断テストの結果は新学年になってからの3カ月の勉強の結果を意味するので、中3の過ごし方を評価する指標になります。

6月の試験結果が良ければ評価できるし、下がっていたら新学年になってからの3カ月が否定されたことになります。

この子どもの場合は、4,5月は前年の復習が試験範囲のメインだったこともあり、よい数字を取っていました。

しかし、6月に大きく数字を下げてしまいました。

授業担当が危惧していたことが、数字としても表れました。

一方、定期テストはすっかり勝ち方がわかったようで点数はさらに上がりました。

通知表の評定も2年生の「33」から一気に「39」に上がりました。

定期テストの結果は上がっているけれど、実力テストの結果が下がっているという状況は、非常に苦しかったです。

ひとつ目の理由が、通知表の成績だけでは志望する高校に合格できないからです。

MARCH以上のレベルの高校になると、通知表の評定は受験資格でしかなく、当日のテストの結果が合否を決めます。

だから、通知表の成績だけ上がっていても不十分で、実力テストの数字が上がっている必要がありました。

ふたつ目の理由が、勉強方法が歪んでいくからです。

実力テストと定期テストは本質的には同じです。

同じ方法で勉強をすれば、定期テストも実力テストも点数は上がっていきます。

しかし、勉強方法によっては、定期テストしか点数を取ることができない方法もあります。

この子どもの場合は、定期テストしか点数が取れない勉強方法の典型でした。

授業担当は、課題の取り組み方など勉強方法を修正しようとしていました。

本人も理解していないわけではなさそうでしたが、本気で改善に向けて取り組む様子はありませんでした。

★受験校

受験校の基本コンセプトは、「大学受験をしたくない!」だったので、付属高校が中心です。

専修大松戸については、合否の結果で2月10日を決めるためのリトマス試験紙。

東京農大一高は、併願優遇の基準を満たし、大学付属でもあるので中学の先生が勧めてくれたようです。

日程 受験校
1月17日、18日 専修大松戸E類
1月22日 中央大学杉並(推薦)
2月10日 中央大学杉並or国学院
2月11日 東京農大一(併願優遇)
2月12日 成城学園

★1学期定期テスト結果と通知表の評定

5科 9科
学年末テスト点数 447 822
評定 23 39

★1学期学力診断テスト偏差値

英語 数学 国語 合計
4月 68 60 59 64
5月 57 63 55 60
6月 59 50 49 54
7月 62 58 59 62

【2学期】

2学期になると意識が「定期テストと部活」から「定期テストと入試」に変わってきます。

とくに過去問演習がはじまると現実を目の当たりにします。

特に数学が辛かったようです。

「勉強しても点数が上がらない。」「勉強してもわからない。」「教えてもらえれば理解できるけど、ひとりだと解けない。」「目標にはまだまだ遠く、残された時間を考えると立ち止まるわけにもいかない。」

そんな苦しみに耐えられなかったようです。

壁にぶつかって人が取れる行動は、「自分を変える」か「目標を変える」かの2択です。

この子どもは、10月の中旬に目標を変える方を選びました。

「やりたい部活がないから嫌だ」や「勉強を頑張らなくても行ける高校でいい」と話していました。

「勉強を頑張らなくても行ける高校でいい。」と本気で思っているなら、さっさと辞めればいい話です。

塾に話をしにきたということは、本当は諦めたくないのだと思いました。

「中央大杉並に絶対に合格!」というスローガンを掲げるのが、しんどくなったのだと思いました。

そこで、目標を4カ月先の入試に置くのをやめようと話しました。

まずは、1日1問でいいから自力で解けるようになるまで勉強すること。

1問にこだわった結果、全部の宿題が終わらなくてもいいことを話しました。

山登りと同じです。

疲れたときに頂上を見ると、登るのが嫌になります。

疲れたときは、足元だけをみて一歩ずつ足を進めると徐々にペースが戻ってきます。

とても素直な子どもなので、すんなりアドバイスを飲み込んでくれました。

気持ちが楽になったようで、また前向きに取り組むようになりました。

1日1問でもいいと話しましたが、全部の宿題をやっていました。

ここから劇的に成績が上がっていけばドラマなのですが…現実はそう上手くはいきません。

マイナスのモチベーションがゼロに戻っただけなので、点数が大幅に上がるほどの行動の変化はなく、勉強方法や思考の粗さを改善できていませんでした。

★受験校

留意した点は、2点です。

・MARCHに届かなくても、できるだけ高いグレードの大学付属を受験する。

過去問の取れ高は微妙でした。たしかに以前よりも数学はできるようになっていました。

しかし、数学がとれた年度は英語が悪かったり、英語は高得点を取れたけど、国語が取れなかったりと3科目がトータルで取れることは多くありませんでした。

この状態が続くとMARCH付属の合格可能性は高くありませんでした。

成城学園と獨協埼玉は、MARCHが不合格のときの受け皿の役割です。

・MARCHレベルを狙い撃ちで合格できる成績層ではないので、中大杉並に加えて他の学校も受験する。

キリスト教系の学校は、例年設定している試験日が日曜日にあたると、別日にする学校があります。

青山学院は例年2月12日に試験を行います。

しかし、今年の2月12日は日曜日だったので、2月11日に試験日を移動しました。

そうなると2月12日に女の子が受験できるMARCH付属高は、明大明治しかありません。

明大明治は、MARCH最難関です。

この学校に合格できるほど学力を上げるのは現実的ではありませんでした。

そこで、1学期に中学校の先生が勧めていた東京農大一高から法政第二に変更してMARCH合格へのチャンスを増やす日程にしました。

併願優遇は、志望校に影響しない試験日から2月13日の淑徳巣鴨にしました。

日程 受験校
1月17日、18日 専修大松戸E類
1月22日 中央大学杉並(推薦)
1月23日 獨協埼玉
2月10日 中央大学杉並or国学院
2月11日 法政第二
2月12日 成城学園
2月13日 淑徳巣鴨(併願優遇)

★2学期定期テスト結果と通知表の評定

5科 9科
中間テスト点数 443
学年末テスト点数 401 759
評定 23 39

★2学期学力診断テスト偏差値

英語 数学 国語 合計
8月 61 49 57 57
9月 54 42 52 50
10月 60 47 53 54
11月 59 43 55 53
12月 52 57 60 57

【3学期】

1月の目標は「専修大松戸合格」。

ここが不合格だと、MARCH合格はとても厳しくなります。

12月から理社を受講科目から外したので、3科目の勉強時間は増えました。

とくに数学は、高得点を取れる頻度が上がりました。

しかし、暗記や直しをいい加減にやっていたので、頭から出る量も増えていました。

結局、当たりはずれを繰り返して得点が安定しませんでした。

1月17日・1月18日の専修大松戸の試験結果は不合格でした。

1月17日のテストを採点すると、苦手な数学は合格者の水準を取れていました。

しかし、国語の得点率が非常に低く、英語も不足分をカバーできるほど取れていませんでした。

1月18日のテストを採点すると、国語と英語の得点率は合格者最低点を超える水準を取れていましたが、数学が低い得点率でした。

不合格という結果はかなりショックだったようで、その日は塾に来ませんでした。

専修大松戸が不合格なら、MARCHレベルの合格はほぼ絶望です。

2月10日の中央大杉並と2月11日の法政二高の出願差し替えを検討する状況です。

しかし、今回のケースでは中央大杉並に推薦入試の出願をしていました。

中央大学杉並は、推薦入試で不合格でも一般入試で出願すると加点があります。

また、青山学院が11日に移ったことで、例年とは受験生の動向も変わることが予想されました。

勝算は低いですが、勝負する価値はありました。

中央大学杉並の推薦入試の結果は、即日発表されます。

今年は日曜日だったので、塾は休業日でした。

しかし、子どもの性格的に合格したら連絡してくると思ったので、教室で待っていました。

発表時間を2時間過ぎても連絡がありませんでした。

中央大杉並の推薦入試は、5科目入試なので合格する期待値は高くなかったです。

それでも連戦連敗という状況は、とてもつらかったと思います。

翌日の1月23日。獨協埼玉の一般入試がありました。

この学校の合否も即日発表されます。

試験終了後、オンラインで自習していました。

発表時間の22時に「発表の時間だけど合格発表みた?」ときくと、「もうそんな時間か!」という表情で席から離れました。

しばらくすると…。合否を聞くまでもない笑顔で、戻ってきました。

過去問の取れ高からしても不合格の可能性は低かったです。

しかし、自力で合格する経験は、この先の入試に向けて自信と安心につながります。

一般的に獨協大学は、日東駒専よりグレードは上のグループに属します。

だから、最低限の目標はクリアできたと思っていました。

しかし、本人は、学校が埼玉にあることや部活の面で獨協埼玉への進学に積極的ではありませんでした。

毎年、生徒全員が希望の高校に進学してほしいと思い指導しています。

しかし、全員が「満足できる学校」に行けた年度は一度もありません。

だからこそ、「満足」できなくても「納得」できる学校に進学できるように入試日程を決めていきます。

日東駒専以上の大学付属という条件は満たしていました。

しかし本人が進学に前向きではないので、進学先が獨協埼玉では納得できない高校受験になる危険性がありました。

2月10日以降の中央大杉並・法政二高・成城学園のどれかを合格しなければいけない状況でした。

中央大杉並・法政二高は、形勢不利。

成城学園は過去問の得点率と出題レベルを考えると、合格できる可能性は高いとは思っていました。

しかし、募集人数が少ないことや、昨年度に同程度の成績の生徒が不合格だったことを考えると不安はありました。

2月10日、中央大杉並の試験日。

入試が終わると手応えがあったようで意気揚々と塾に来ました。

ざっと英語だけ採点すると、例年よりも問題は簡単でした。

しかし、いくつか取りこぼしている問題がありました。

本人の手応えと実態がずれているので嫌な予感はしました。

22時に合格発表があり、その10分後に「不合格でした」という連絡がありました。

翌日に法政二高の試験が控えているので、前向きになれるように話をしようとしました。

しかし「全然やる気でないです。」「あぁ~もう!!」と完全に自暴自棄になっていました。

このタイミングでは何を話しても届かないと思ったので、5分程度話をして電話を切りました。

その後に翌日に向けての激励のメッセージは送ったのですが…既読がついたのは2月12日でした笑。

2月13日、午前に法政二高と午後に成城学園の合格発表がありました。

この日は淑徳巣鴨の試験日でもあったので、午前中は淑徳巣鴨の試験を受けていました。

14時になり教室を開けると、法政二高と淑徳巣鴨を受けていた別の生徒が来ました。

淑徳巣鴨の受験の帰りに偶然会って一緒に帰ってきたようです。

そのときに法政二高の合否の話になり、二人とも不合格だったという話をしたようです。

覚悟していたこととはいえ…「成城も不合格だったら何を話そう。」や「期待を裏切ってしまったらどう償おう。」

そんなことを考えながら、連絡を待ちました。

16時に電話が鳴りました。本人からでした。

名乗る声で「合格」だとわかりました。

法政二高の不合格のことは一切言わず、「成城に受かりました~!ありがとうございます!!!うれしいです!!!」といって電話を切りました。

こうして中1の冬から中2の夏まで抜けた期間はありましたが、約5年にわたる高校受験は終わりました。

感想(合格体験記一部抜粋)

私がやってよかったと思うことは、数学へのチャレンジです。

過去問のできなかった問題を他の問題集を用いることで克服することができました。

とにかく最後まであきらめずに目標を追いかけ続けることができて本当に良かったです。

東都ゼミナールは厳しい半面、通いやすさや休憩時間の楽しさ、受験・定期考査対策の充実さなどもあります。

勉強にやる気のある人にはぜひ通ってほしいです。

この塾は生徒の気持ちにしっかりと応えてくれます。

必ず。私が保証します。

塾長の言葉に二言はありません。

明るい未来をつかむために最適な塾だと思います。

まとめ

このケースでは当初掲げた第一志望に合格することはできませんでした。

第一志望と同じグレードの高校に合格することもできませんでした。

希望順位でいえば第三希望の高校です。

第一希望や第二希望の高校に合格するには、あまりに精神面は幼く、思考も短絡的でした。

しかし、与えられた時間で本人なりに精一杯やっていました。

だから定期テストの点数、内申点、偏差値も上がりました。

その努力に応じた結果を手に入れることはできたと思います。

「満足のいく入試」ではないけど「納得のいく入試」はできたのではないでしょうか。

倍率がある以上、全員が満足できる結果になることはありません。

しかし、満足を目指して努力することで納得できる結果にすることはできます。

東都ゼミナールなら、その子どもの最大限を目指すサービスを提供します。

一之江・船堀・瑞江にお住いの方で高校受験のための塾を検討されている方は、問い合わせフォームより問い合わせください。

きっとお役に立つことができます。

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