英語が苦手な中学生は、多いです。
経験上、江戸川高校や城東高校など中堅クラスの公立高校を希望する中学生や、数学・理科が得意な中学生が、他教科に比べて、英語の点数だけ低いというケースが多いです。
この記事では、都立高校の共通入試問題でリスニングと英作文で、高得点が取れる勉強法を紹介します。
都立高校のリスニングと英作文の配点と出題方法
リスニング
都立高校では、全部で5問、計20点分のリスニングが出題されます。
リスニングテストは、すべての都立高校で共通です。
日比谷高校や西高校などの自校作成校でも同じ問題が出題されます。
難関高になるほど、正答率が上がるため、一問のミスが不合格に直結します。
英作文
配点が12点、3つの英文で表現内容をまとめるということは、年度を問わず共通しています。
各高校が採点基準を指定するため、受験する高校によって採点基準は異なります。
学力のランクが下がるほど、まずは英作文を書くということが、得点を上げるポイントです。
リスニングをできるようにする勉強法
毎日、英語を聞くことが上達の近道
リスニングは、毎日やると上達します。
長時間やる必要はありません。
毎日10分から15分くらい練習すれば十分です。
音読、ディクテーション、シャドーイングなど様々な練習方法があります。
どの練習方法でもいいです。
自分のレベルにあったことから始めるといいでしょう。
はじめはディクテーションやシャドウイングはハードルが高いかもしれません。
始めやすい練習方法は、最初に音声を聞いた後、音声を真似て音読してみることです。
一番ストレスなく始められます。
英検の勉強は役に立つ
どのリスニング教材を使うべきかで悩んだら、英検のテキストをおすすめします。
リスニング能力が上がり、英検の対策にもなります。
さらに都立のリスニング問題は、英検3級のリスニング問題にとても近いです。
都立入試に似た問題で練習ができます。
英作文をできるようにする勉強法
知っている単語・熟語を増やす
単語や熟語は語学のベースです。
どれだけ読み方や文法を理解しても、語彙の数が数ない受験生は点数が伸びません。
語彙の数は短期間で飛躍的に伸びていくものではありません。
語彙を増やすには、一日も早く勉強を始めて、長く継続をする必要があります。
単語は寝る前と朝起きた時に勉強する
記憶は睡眠時に整理されるため、夜寝る前に覚えるとよいと言われています。
さらに、朝起きてすぐに、前日に覚えた範囲を見返すと、記憶の定着はさらに上がります。
参考書、テキスト、過去問で分からない単語が出てきたら、一元化して何度も見返す
単語帳や熟語帳の使用は、手軽な暗記方法の一つです。
手元に置いておけば、すぐに勉強が始められます。
何度も触れることで記憶は定着していくので、継続的に使用するべきです。
さらに長文・文法のテキスト・過去問で、わからなかった単語や熟語だけをまとめたノートを作ることも効果的な学習法です。
作るだけでは効果はありません。
夜寝る前や朝起きたら、すぐに暗記ノートを見返すことが、記憶の定着に必須です。
この学習法のメリットは、自分がわからないものだけが書いてあるということです。
単語帳を何周も勉強していると、惰性で見返すようになります。
しかし、自分がわからなかった単語であれば、すべての単語に集中して取り組むことができます。
学校の教科書暗記は、テスト対策にもなるし、効率がいい
使用する教材は、学校の教科書がおすすめです。
受験勉強と定期テスト対策の学習バランスを取ることは難しいですよね。
教科書の暗記をすれば、単語や熟語の勉強とテスト対策の勉強を兼ねることができます。
どっちを勉強するべきかで迷いません。
文法知識をマスターする
単元別にまとまっているテキストでの勉強がおすすめ
単元毎にまとまっていて、自身の学力にあう問題集から始めることをおすすめします。
自分の学力にあう問題集の目安は、6割ぐらいの問題はできそうだと思えるレベルです。
難しすぎると勉強を継続することが嫌になり、簡単すぎると勉強になりません。
文法の総合問題は、やらなくても大丈夫。
都立高校入試では、基本的な文法知識を押さえておけば、解答できます。
総合的な問題は、読解問題で勉強をすればいいので、特段やる必要はありません。
実際に書いて、採点してもらう
書くことが英作文上達の第一歩です。
使う教材は、過去問でも英作文用のテキストでもいいので、書いてみましょう。
問題になるのが添削です。
英作文は問題によっては正解が一つではないため、自身の解答が正解なのか不正解なのかを判断できません。
解決法は、学校の先生に持っていくか、VもぎやWもぎなどの模擬試験を受験することです。
ひとりで勉強する場合の問題点
単語・熟語
単語や熟語を継続的に勉強をすることは、非常に面倒臭いです。
特に勉強の体力がない中学生は、やる気があったとしても、継続的に勉強するのは難しいと思います。
単語帳を見ても眺めるだけで、全く頭に入らないまま時間だけが過ぎていくことや、そもそも暗記をやらないという事態も起こります。
ひとりで勉強をすると、暗記をやっているかのチェックがができません。
英作文
一人での勉強だと、添削してもらう頻度が限定的です。
学校の先生に、どんどん質問や添削を依頼できる方なら問題ありません。
しかし、現実は、毎回先生の所に行って、質問できないという中学生や、質問したいときに英語の先生と会うことができないという中学生が、ほとんどではないでしょうか。
模擬試験は、多くても月3回程度しか開催されません。
練習量としては模擬試験だけでは不十分です。
東都ゼミナールの解決法
東都ゼミナールなら、ひとりで単語や英作文勉強をする問題点を解決できます。
1.毎週確認テストをして、定着度を測ります。
2.さらに知識定着が不十分な場合には、追試もおこなうので、しっかり課題をおこなえます。
1.英作文を生徒ごとに、すべて添削します。
2.どう改善すればよいかのアドバイスも行うので、高頻度で高品質の練習が可能です。
英語が苦手で克服したいけど、ひとりでは解決できないと思ったら、下記問い合わせフォームよりご相談下さい。
きっとお役に立つことができます。