中1でオール3以下からオール4以上に成績が上がった事例

「仕事をしていると子どもの勉強の面倒をみる時間がない。」

「子どもに勉強を教えるとイライラして親子喧嘩になる。」

色々な事情で子どもの勉強を見ることができないとお悩みのかたは結構多いです。

以前、同じ悩みを抱えたお母さんがいました。

子どもは中1の2学期のときにオール3以下でした。

それが2年間でオール5近くまで成績が上がった事例を紹介します。

目次

卒業生のビフォーアフター

偏差値

通知表

定期テスト

塾に通わせようと思った理由

母親の悩み

お母様の勤務先と私の以前の勤務先が同じテナントビルに入っていたのが縁でたまに道で会うと挨拶をする関係でした。

ある日、次男のことで相談があるといわれ面談をしました。

相談内容

「長男は、自分で勉強もするし放っておいても順調に中学生活を送っている。

次男は、性格は素直でとても良い子。

だけど小学校のときから勉強をしたことがない

中学に入れば勉強をするかと思ったけど、やり方が分からないのか?勉強が嫌いなのか?テストの点数がすごく悪い

まだ勉強も難しくない中1の段階で、この成績だと高校に進学できるかも心配。

対策しようにも仕事をしているので時間的に勉強を見ることまではできない

それに中学生の学習内容を全部見ることも難しい。」

ということを悩まれていました。

子どもの状況

お母様との面談の後、子どもとも面談をしました。

2学期の期末テストが終わったばかりだったので、テスト勉強について聞き取りをしました。

勉強内容と方法を聞くと以下のようなものでした。

提出物はやった。

だけど、ほとんど分からないから教科書を見ながらやった

数学は文章題が苦手で自分一人では分からないし、解説を見ても分からないから解答を見ながら赤でワークに写した

テストで点が取れない原因は勉強方法に問題があることがわかりました。

今の状況をどう感じているのかを聞くと「今の成績に危機感は感じている。どうにかしなければいけないということは分かっている。だけど、その方法が分からない。」と言っていました。

東都ゼミナールに決めた理由

体験授業に入った時に、子どもが一番不安に感じていたことは授業時間の長さでした。

東都の授業時間は近くにある他の塾に比べると長いです。

体験初日、「こんにちは!」と入ってきた時の表情は前向きな感じではありませんでした。

ただ、初めての塾という緊張もあったのだと思います。

授業は一生懸命受けていました。

授業後に話を聞くと「思ったよりも早くに時間が過ぎました。」という感想を言っていました。体験授業が終了する頃には、授業時間への不安はなくなっているようでした。

授業内容については全部を理解することはできていませんでしたが、授業ごとに成長はありました。

この塾でなら頑張れる‼という意志はなかったと思います。

ただ、本人は塾にいく必要性を感じていた

そして授業内容や東都に通うことが嫌ではなかった

この2点が入塾の決め手になったようです。

塾に入った後

中学1年12月~中学1年学年末

通知表の5科11・9科24の状態を改善するために定期テストの得点を上がることが最初の課題でした。

点数を上げるために身に着けなければいけないのは2つ。

①勉強の体力をつける。

②学習内容を定着させる勉強方法を習得する。

その2つの能力を鍛えながら点数を上げるために速攻性があるものが「英語の教科書の本文暗記」です。

点数が取れない子どもに共通しているのは暗記をしないということです。

面倒くさいし時間もかかる。

勉強方法に工夫を入れなければ達成感も感じづらい。

ワークと違い終わったという判断基準が見えづらいこともあり敬遠されがちです。

まだ中1の冬。

この段階で正しい暗記の方法と習慣を身に着けることができれば、理科・社会・国語の漢字にも応用がききます。

授業の日に限らず毎日塾に来てもらい英語の教科書の暗記だけは欠かさず行いました。

最初は全然覚えられません。

覚えたと思っても忘れたり、勉強に飽きてしまって、ただ時間が無駄に過ぎたりと…。

そんな時間を過ごすこともありました。

始めて間もないころは2時間で3文しか覚えられなかったのが…。

1ページになり、2ページになり…と徐々に同じ時間で覚えることができる量が増えてきました。

ただ、この時期はまだ、その日は覚えられるけど、次に日に覚えている量は多くありませんでした。

前日に覚えたものを覚え直すという作業からスタートしていました。

それでも2カ月間、毎日続けたら定期テストの英語のテストの点数は30点以上あがり、評定も2から3に上がりました。

英語以外も授業にでて宿題はやっていたので、以前よりは上がり5教科については国語以外が全て3になりました。

通知表の合計 入塾前 中学1年生3学期 増減
5科 11 14 +3
9科 25 28 +4

中学2年

この頃には基本的な学習のサイクルや方法もかなり身についていました。

学校の定期テストを取らせることだけを目標とした勉強から受験も意識した勉強にシフトしていました。

受験勉強で地力を上げることで、今までと同じ勉強時間でも定着できる量が格段に変わっていきました。

定期テストの点数はさらに上がります。

中1の学年末で267点だったのが、中2の1学期では356点。

2学期には418点と入塾前は平均50点もなかった子どもが1年間で平均80点超える点数を取れるようになりました。

しかも英語でしっかりと勉強方法が確立できれば理社の勉強にも応用がきくという狙いの通り、一番点数が取れるようになった科目は社会で90点を超えるようになりました。

科目ごとの点数の増減はありましたが、9科目の合計点は順調に増えていき中1の3学期末の566点が中2の3学期末では733点まで上がりました。

点数UPにあわせて通知表の評定も順調に増加しました。

通知表の合計 入塾前 中学2年生3学期 増減
5科 11 18 +7
9科 24 34 +10

中学3年1学期

今まで色々な子どもに体験記を書いてもらいました。多くの子どもが一番つらい時期として挙げるのは入試直前期です。実際に一番勉強時間が長くなるのは入試直前期です。

しかし成績が伸びる子どもが一番つらいと感じるのは入試直前期ではありません。

実は本当に辛いのは3年生の1学期です。

なぜなら1学期は部活を引退していないので、受験勉強と部活を両立しないといけないからです。

もともと塾に入るまでは運動だけを一生懸命やっていた子でした。

中学校入学当初より陸上部に所属して中2の秋以降は部長も務めていました。

本人としては部活以外の時間も最後の大会に向けて練習をしたかったようです。

しかし受験のことを考えると勉強もやらなければいけないとう悩みを抱えていたようです。

勉強と部活のどちらを優先するか?そのバランスに苦しんでいるのは見ていて感じていました。

この時期に支えになったのは頑張ってきたという「自信」と「プライド」でした。

勉強をサボることで成績が落ちることは嫌だというプライド。

毎日積み重ねてきたことで作られた自分にはできるという自信。

この2つが勉強へのモチベーションでした。

定期テストはさらに上昇して中3の1学期期末テストでは5科409点、9科780点まで伸びました。

通知表の合計 入塾前 3年生1学期 増減
5科 11 20 +9
9科 24 37 +13

中学3年2学期

受験校を決める時期です。

中1で初めて会ったときに本人の希望を聞くと、そのときは「都立高校に行けたらいいな。」というぐらいで具体的な学校名や進路の希望は出ていませんでした。

成績が上がり学校の情報を知るにつれて、できるだけレベル高い学校に行きたいという欲が出てきました。

加えて陸上が大好きで、高校入学後は陸上に専念したいという思いもありました。

そこで「できるだけレベルの高い大学付属校」を第一希望にしました。

希望は決まりましたが、「希望がある=努力ができる」という子どもは大人同様に少ないです。

たとえば痩せたいという希望があったとしても現実に痩せるための行動を起こせる人は多くありません。

この子どもも同じでした。

授業内では表情に一切出しませんでしたが、授業後に話しているとポロっと弱音を吐くことはありました。

それでもやってきたことを無駄にしたくないという想いで頑張っていました

2学期の期末テストの結果が出ました。

結果は過去最高‼

5科は入塾時より153点UPして5科420。

9科は213点UPの779点になりました。

通知表の合計 入塾前 3年生2学期 増減
5科 11 22 +11
9科 24 40 +16

こうして中3の1学期では法政大学高校を検討していたのが、内申が40になったことにより早稲田大学高等学院の推薦基準にまで到達できました。

子どもの感想(合格体験記より抜粋)

僕は中学一年生の冬、東都ゼミナールに入塾しました。

その時の僕は勉強を全くしておらず、二学期の素内申は24という酷いものでした。

しかし、東都ゼミナールの先生方は、僕に合った勉強方法を教えてくださいました。

その勉強方法のおかげで、定期テストの点数や、素内申の点数を上げることができました。

二年生でも順調に成績は伸び、目標としていた偏差値60くらいの都立高校を受けられるほどの力はつきました。

三年生になり高校見学を重ねてゆく内に、やはり都立と私立では学校の設備や大好きな部活動の強さの面から、明らかに私立の方が良いということがわかりました。

それから、僕は都立ではなく、私立校への受験を決めました。

二学期末の定期テストの時期になりました。

三年の始めから溜まっていた疲労や、心の中の戸惑いもあって、全然勉強に身が入りませんでした。

このとき、本当に死ぬかもしれないと思いました。

しかし、東都ゼミナールの先生方は励ましに励ましを重ねて下さり、このテストを乗り越えることができました。

そして結果が出て、二学期の内申点が40に上がりました。

内申40で行きたかった私立に単願推薦がもらえたので、40に上げてくださった東都ゼミナールの先生方に感謝しています。

結果は不合格だったのですが、一年生の頃のことを考えると、学院を受けるなど想像もつかなかったし、なにより素内申を40まで上げてくださった先生方に感謝したいです。

行きたかった学校に行くことはできませんでしたが、東都ゼミナールでの二年とちょっと、とても充実して過ごすことができました。

色々な学校、世界を知ることを経験させてくれた東都ゼミナールに感謝したいです。

本当に、ありがとうございました。

松江五中 折井英司

体験記の全文はこちらをクリック

まとめ

いかがでしたか?子どもの勉強を親がみなくても成績を上げることはできます。

このケースでは2年間で通知表の成績を24から40まで上げることができました。

成功のポイント

①早い時期から正しい勉強の方法と継続できる習慣を塾の授業と課題で身に着けた。

②ツライ時期を乗り越えるだけのプライドと自信を定期テストでの成功体験で身に着けた。

1日でも早く正しい方法で続けることが子どもの成長と成功につながります。

親の負担を減らし、子どもの成績を上げてみませんか?

高校受験の結果・高校・大学・社会人にまでの経緯とどのような子どもが東都ゼミナールに向いているか?を語るインタビュー動画

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