「成績が上がらない子」の特徴と解決する3つのポイント!

成績が上がらない、成果が見えてこない、ことに対して嘆く声は多いです。

勉強しているのに成績が上がらない

普段の生活態度がよくないのだろうけどいったいどうすればいいのか

どうやって子どもに関わるべきか

よくありがちで、悩み、嘆きの大きいこの3つにしぼって、

どこに原因があって、どのような改善をすればよいのか、

をコンパクトに、分かりやすくお伝えします。

目次

勉強のしかた

まず1つめにはこれがあげられます。

勉強の内容というより、やり方でつまずいてしまっているのです。

時間がうまく使えていない

60分間部屋で勉強した けれど、進みが悪い 集中するのは15分とか20分にすぎない

とにかく始めるまでが長い やれば集中はできるんだけど

まとまった時間がないとできないと嘆く

こういうタイプです。

やっているようで実はやっていない。

こうして改めてみてみると、確かに成果は出ないですよね。

  • 解決法

短い時間でも集中してやるようにする

集中してできるものをやる

なかなか集中できない人、長い時間やろうとすると抵抗が大きいという人は、このへんから始めるのがお勧めです。

15分なり、20分なり時間を計ってやる。これだと以外に集中できます。

時間を決めてその範囲内でかっちりやりきるということがポイントです。

また、短時間で確実にやれるのは漢字や計算練習、暗記物です。

これらだけが勉強ではないですが、とっかかりがどうも・・・と嘆く人は、ここらへんから始めるとよいです。少しずつ、毎日やることが重要なことでもあります。

集中して続けられるようになれば、だんだんと他の勉強へと広げていくことも、時間を延ばしていくこともできるようになります。

やるべきことが間違っている

テストの範囲はやっているものの、片っ端からやっていたり、的がずれている

いわゆる、インプット・アウトプットなどと言われることが、うまくできていない

何事でもやり方が違ったら、きちっと完成できません。

しかしちゃんとやれれば大丈夫。これは比較的直しやすいです。

  • 解決法

テストだったら、範囲表に書いてあることに忠実に従って、順にこなしていけばよい。

よくありがちで、確実に直さなくてはならないのがこれです。

ひとつ目は先程の、片っ端からやっているというもの。

練習問題で、A・B・Cのようにランク付けがされている場合、その時にやるべきレベルや自分に合ったレベルをやることが成果の出るやり方です。やるべき中身を考えましょう。

もっとも、提出物としてこなさなければいけないこともあり、扱いが難しい時があります。

実力をつけるとなるとそれはそれで、悩むことも出てきます。

こういうときは塾の先生とかに、相談するのが良いでしょう。

ふたつ目は勉強のしかたの方にもなります。

インプット・アウトプットです。

理解したり、覚えたり、ノートをまとめるといったことと、考える、解く、書くということの、バランスです。

ありがちなのが、解く、書くの方のアウトプットが疎かな場合です。

教われば分かります。見て読めば分かります。

それを他の場面でも解ける、使えるようになってこそ、“できた”ことになります。

そうなるには、書く、類題演習をすることが必要です。

これをやらない人が非常に多い。それで伸び悩むことになります。

単語にしても、途中式にしても、他ちょっとしたことも必ず書く。練習でも普段からもきちっと書く人は、しっかりできています。問題もしっかり解いています。

頼りすぎ、言い訳しすぎ

何でもすぐ聞く、教わればできるようになると思うだけ、出来ないこと出来なかったことを他の何かのせいにする。

これもありがちです。油断すると大人もやりがちですね。

これが一番人間的にもよくないことです。

  • 解決法

質問するのは良いことです。

でもそのしかたです。

なんでもかんでもすぐ聞く、考えもせずに何かを参照もせずに聞くというのがよくあります。これはできない人がやりがちなことです。

できる人は、質問のしかたが違う。

こうやってここまで来た、そのあとがどうか。

ここまでは問題なし、こっちがどうなのか。

本当に分からないことを聞きます。これが上達する決め手です。

また、教わることは決して悪いことではありません。

しかし自分でも努力しないことには、上達しません。待っているだけの姿勢ではだめです。

それから、努力や言い訳をしないというのは、意識の問題になってしまいます。自覚が大きなウエイトを占めます。

とはいうものの、できる人はそうそう言い訳めいたことは言いません。

生活態度

これについては、

ズバリ、

『時間にルーズだと他全てに影響する』

と言っても言い過ぎではありません。

よく言われるのが、“遅刻”です。

たとえ2~3分としてもアウト。

いつもギリギリとか、微妙に遅れるというのも、だめです。常態化するもとです。

要するに時間や、期限を守るという“約束事”を守れていないということ。

これが積み重なっていくと、他のいろいろなところでも、いい加減さが出てくる。それが常態化してしまう。余計悪い方へ行く。悪循環に陥ります。

当然勉強にも及ぶわけです。

食生活や、適度な運動、十分な睡眠などの生活習慣も重要ですが、時間の習慣はすべてに影響を与えます。

  • 解決法

これは、意外にも親の影響もある場合が多いのです。

時間を気にしないとか微妙に時間にルーズだとか、あると、子どもに影響する場合が多いようです。

親が態度を改めたら子供もまともになったという例はよく聞きます。

もちろん親ばかりの影響ではありませんが、子どもを気にかける、注意促すとともに、親自身もしっかりしておけば、自然と生活習慣にもつながって、成績にも結び付くことは言えるのです。

親の子どもへの接し方

そもそも子どもが中学生ともなれば、親の言うことを聞かなくなり喧嘩沙汰になるというのはごく普通のことです。そういう歳ですね。

だから、まともに話しても無理なことが多い。というより、無理と言ってもいいです。

でも、これは確実に言えることです。

すぐ前でも書きましたが、親の姿勢・態度で子どもは変わるということです。

よく聞きますね。親が読書家だと、子どもも本好きになる。親が明るいと子どもも同様、好奇心や探求心が強いと子どもも好奇心旺盛で何でも進んで取り組むとか。

しつけとか、細かく注意というより、ここでは成績との関連で言うと、

親が時間に確実、やることはごく普通にそれでいてかっちりとこなす、勉強する心がけや世の中のことに広く関心を持って過ごすなど、このような姿勢でいると、子どもは自然に同じようになるということです。

プラス、子どものやる気なり、そうかと思わせることを言えるのが望ましい。これは結構難しいかもしれませんが・・・

たとえ反発しても、普段からの姿勢があれば、子どもは聞いているもの、見ているものです。子どもには届いています。

まとめ

まずたったのこれだけでも、変わります。

今までの勉強のしかたがどうだったか

無駄が多くなかったか、そこそこ順調に来たが改めて振り返る。

時間に対する姿勢はきちんとしているだろうか

それが生活習慣にすべて結びつているから大切。

親の姿勢は確実に子供に反映されます

お互いに普段の過ごし方がよくなれば充実感もわきます。

習慣も成績も上向けば、良い方へ連鎖します。

ぜひ、より良い方向へ改善していって下さい。

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