【Sunshine1年】Program1で定期テストに出題されること

英語の教科書でSunshineをつかっている1年生が、Program1を理解するために必要な知識を紹介します。

目次

文法テーマは「1,2人称が主語のbe動詞」・「~出身」の理解

1年生サンシャインのProgram1は、『1,2人称が主語のbe動詞』と『出身地の表現』が文法単元のメインテーマです。

試験では、主語が1,2人称のときのbe動詞をつかった「肯定文」・「否定文」・「疑問文」・「疑問詞を使った疑問文」の使い分けが問われます。

Scenesで「be動詞」や「~出身」が使われている文

①I’m Ben.(私は、ベンです。)

②I’m not Ami.(私は、アミではありません。)

③I am Ami.(私が、アミです。)

④Oh, you are Ami.(ああ、あなたがアミですね。)

⑤Are you from the U.S. ?(あなたは、アメリカ出身ですか?)

⑥Where are you from?(あなたは、どこ出身ですか?)

⑦I’m from New Zealand.(あなたは、ニュージーランド出身です。)

Thinkで「be動詞」や「~出身」が使われている文

⑧I’m in 1-B.(私は、1年B組です。)

⑨I’m not from Mirai City.(私は、ミライ市出身ではありません。)

⑩You’re just like me.(あなたは、まさに私のようです。)

⑪You and I are new.(あなたと私は、新しいです。)

⑫You’re friendly.(あなたは、親しみやすいです。)

⑬Are you a new student?(あなたは、新しい生徒ですか。)

⑭Yes , I am.(はい、そうです。)

⑮I’m Emily.(私は、エミリーです。)

⑯I’m in 1-B.(私は、1年B組です。)

⑰I’m Ken.(私は、ケンです。)

⑱You are in my class!(あなたは、私のクラスです。)

⑲You’re so helpful.(あなたは、とても助けになります。)

⑳Where are you from?(あなたは、どこ出身ですか。)

㉑I’m from Australia.(私は、オーストラリア出身です。)

引用:『サンシャイン1年』(開隆堂)

Program1の学習のポイント

Program1の学習のポイントは

1.be動詞と主語の判断をできるようにする。

2.人称の区別と使う動詞を決められるようにする。

3.be動詞の種類と語順を覚える。

4.疑問詞を含む出身地をあらわす表現を使えるようにする。

上記4つの考え方やルールを理解して、覚えましょう。

be動詞と主語の判断をできるようにする。

1.be動詞と主語の判断の方法

まずはbe動詞を覚えましょう。

日本語では「です」「ある」「いる」となっている部分で、英語では『am』『are』の部分がbe動詞です。

つぎに主語を理解しましょう。

主語は、日本語では「~は」の部分です。

英文から探す方法は後述します。

まずは日本語を見たときに主語を探せるようになりましょう。

2.例題:以下の日本文からは主語とbe動詞の部分、英文からはbe動詞の部分を指摘しなさい。

例題1:わたしは、医者です。

例題2:Are you Kumi?

3.解答/解説

例題1.の解答/解説:主語=「わたしは」・be動詞=「です」

主語は「~は」の部分です。

だから、この文では「わたしは」が主語になります。

be動詞の日本語訳は「です」「ある」「いる」です。

だから「医者です」の「です」が動詞です。

例題2.の解答/解説:『Are』

be動詞は、英語では『am』や『are』で表します。

この例題では先頭に『Are』があるので、動詞は『Are』です。

人称の区別と使う動詞を決められるようにする。

1.人称の区別の方法と使う動詞の判断方法

be動詞は、主語の種類によって使うbe動詞が変わります。

実際には3つの中から考えるのですが、この単元では2つの中から考えます。

まず1人称と2人称という言葉を覚えましょう。

1人称とは「わたし」のこと、2人称とは「あなた」のことを指します。

たとえば「あなたは医者ですか?」なら主語は「あなたは」です。

主語が、「あなたのこと」を指しているので2人称になります。

つぎに、人称とbe動詞の組み合わせを覚えましょう

be動詞は、主語の人称によって変化します。

もし主語が一人称だったら『am』をつかい、2人称なら『are』をつかいます。

主語の人称使うbe動詞
1人称am
2人称are

2.例題:以下の日本語の主語の人称を指摘して、英語にするときのbe動詞を答えなさい。

例題1:わたしは、教師です。

例題2:あなたは、美香です。

3.解答/解説

例題1.の解答/解説:主語の人称=『1人称』・使うbe動詞『am』

主語は「~は」の部分なので、「わたしは」が主語になります。

「わたしのこと」は1人称なので、使うbe動詞は『am』になります。

例題2.の解答/解説:主語の人称=『2人称』・使うbe動詞『are』

主語は「~は」の部分なので、「あなたは」が主語になります。

「あなたのこと」は2人称なので、使うbe動詞は『are』になります。

be動詞の英文の種類と語順を覚える。

英語の文には大きく3つの文の種類があります。

「~です」=「肯定文」、「~ですか」=「疑問文」、「~ではありません」=「否定文」です。

文の種類ごとに、英文の語順が決まります。

以下の表が、それぞれの文の語順です。

表中の『S』は主語のことを表します。

文の種類語順
肯定文「~です」S +be動詞
否定文「~ではありません」S +be動詞+ not
疑問文「~ですか」be動詞 +S

2.例題:以下の日本語を英語に直しなさい。

例題1:わたしは、タクヤです。

例題2:あなたは、医者ですか?

例題3:わたしは、王ではありません。

3.解答/解説

例題1.の解答/解説:I am(I’m) Takuya.

STEP1:動詞を探して、文の種類を考えます。

動詞は「です」。

肯定文だと判断でできるので、語順はS+be動詞だと判断できます。

STEP2:主語を探して人称を考えます。

主語は「~は」の部分なので「わたしは」が主語です。

「わたしのこと」なので1人称です。だから、使う動詞は『am』だと判断できます。

STEP3:主語と動詞の部分を英語にします。

肯定文なので語順は『S+be動詞』の順番。

主語は「わたしは」なので『I』、動詞は『am』をつかうので『I am』の順番になります。

STEP4:残りの部分をつけて英文を完成させます。

「わたしは~です」の部分は作ったので、残りの「タクヤ」をつけます。

注意点としては、人の名前や国の名前は、大文字から始めましょう。

例題2.の解答/解説:Are you a doctor?

考え方は全て同じです。

STEP1:動詞を探して、文の種類を考えます。

動詞は「ですか」。疑問文だと判断でできるので、語順はbe動詞+Sだと判断できます。

STEP2:主語を探して人称を考えます。

主語は「~は」の部分なので「あなたは」が主語です。「あなたのこと」なので2人称です。だから、使う動詞は『are』だと判断できます。

STEP3:主語と動詞の部分を英語にします。

疑問文なので語順は『be動詞+主語』の順番。主語は「あなたは」なので『you』、動詞は『are』をつかうので『Are you』の順番になります。

STEP4:残りの部分をつけて英文を完成させます。

「あなたは~ですか」の部分は作ったので、残りの「医者」をつけます。注意点としては、モノやヒトを表す語の前には、『a』をつけましょう。

例題3.の解答/解説:I am not (I’m not) a king.

STEP1:動詞を探して、文の種類を考えます。

動詞は「ではありません」。

否定文だと判断でできるので、語順はS+be動詞+notだと判断できます。

STEP2:主語を探して人称を考えます。

主語は「~は」の部分なので「わたしは」が主語です。

「わたしのこと」なので1人称です。

だから、使う動詞は『am』だと判断できます。

STEP3:主語と動詞の部分を英語にします。

否定文なので語順は『S+be動詞+not』の順番。

主語は「わたしは」なので『I』、動詞は『am』をつかうので『I am not』の順番になります。

STEP4:残りの部分をつけて英文を完成させます。

「わたしは~ではありません」の部分は作ったので、残りの「王様」をつけます。

注意点としては、例題2と同様で、モノやヒトを表す語の前には、『a』をつけましょう。

4.英文から主語を探す方法

英文から主語を探すときは、まず動詞を探します。

肯定文・否定文・疑問文のなかから、どの種類の文かを判断することで主語を特定できます。

例:Are you a doctor?

STEP1:be動詞を探します。

今の勉強段階では、be動詞は『am』『are』しかありません。

だから先頭のAreが動詞だとわかります。

STEP2:文の種類を考えます。

be動詞が先頭に来ているので、疑問文だと判断できます。

疑問文の語順は、『be動詞+S』です。

だから、be動詞の後ろのyouが主語だとわかります。

このように考えなくても、この範囲ならできてしまうと思います。

しかし、これから最短で3年。最長は10年近く英語の勉強をしなければいけません。

なるべく強固な土台をつくりたければ、紹介した方法で主語を探せる思考過程を身に着けておいた方がいいです。

疑問詞を含む出身地をあらわす表現を使えるようにする。

1.「~出身」の表現方法と疑問詞のルール

プログラム1では、「あなたはどこ出身ですか」という表現が出てきます。

まず「~出身」というのは『from~』と表現します。

また「どこ」=『Where』は疑問詞という言葉のグループで、文の先頭に書くというルールがあります。

2.例題:以下の日本語を英語に直しなさい。

例題1:あなたは、どこ出身ですか。

例題2:わたしは、ニュージーランド出身ではありません。

例題3:わたしは、アメリカ出身です。

3.解答/解説

例題1.の解答/解説:Where are you from?

考え方は、今までやってきたことと同じです。

STEP1:動詞を探して、文の種類を考えます。

動詞は「ですか」。

疑問文だと判断でできるので、語順はbe動詞+Sだと判断できます。

ただ、今までと違うのは「どこに」という疑問詞があります。

疑問詞は先頭に書くので語順は「疑問詞+be動詞+S」となります。

STEP2:主語を探して人称を考えます。

主語は「~は」の部分なので「あなたは」が主語です。

「あなたのこと」なので2人称です。

だから、使う動詞は『are』だと判断できます。

STEP3:主語と動詞の部分を英語にします。

疑問文なので語順は『疑問詞+be動詞+S』の順番。

主語は「あなたは」なので『you』、動詞は『are』をつかうので『Where are you』の順番になります。

STEP4:残りの部分をつけて英文を完成させます。

「あなたはどこ~ですか」の部分は作ったので、残りの「出身」をつければ完成です。

例題2.の解答/解説:I am not from New Zealand.

STEP1:動詞を探して、文の種類を考えます。

動詞は「ではありません」。

否定文だと判断でできるので、

語順はS+be動詞+notだと判断できます。

STEP2:主語を探して人称を考えます。

主語は「~は」の部分なので、「わたしは」が主語です。

「わたしのこと」なので1人称です。

だから、使う動詞は『am』だと判断できます。

STEP3:主語と動詞の部分を英語にします。

否定文なので語順は『S+be動詞+not』の順番。

主語は「わたしは」なので『I』、動詞は『am』をつかうので『I am not』の順番になります。

STEP4:残りの部分をつけて英文を完成させます。

「わたしは~ではありません」の部分は作ったので、残りの「ニュージーランド出身」=「from New Zealand」をつければ完成です。

例題3.の解答/解説:I am from America.

STEP1:動詞を探して、文の種類を考えます。

動詞は「です」。

肯定文だと判断でできるので、語順はS+be動詞だと判断できます。

STEP2:主語を探して人称を考えます。

主語は「~は」の部分なので「わたしは」が主語です。

「わたしのこと」なので1人称です。

だから、使う動詞は『am』だと判断できます。

STEP3:主語と動詞の部分を英語にします。

肯定文なので語順は『S+be動詞』の順番。

主語は「わたしは」なので『I』、動詞は『am』をつかうので『I am』の順番になります。

STEP4:残りの部分をつけて英文を完成させます。

「わたしは~です」の部分は作ったので、残りの「アメリカ出身」をつければ完成です。

教科書ではアメリカは、U.S.となっています。

アメリカは『U.S.』『U.S.A』『America』などいろいろな表現の仕方があります。

基本的には学校の教科書か先生が話した表現に従うのが無難です。

まとめ

Sunshine1年生Program1の中心になる単元は、be動詞の英文と主語の人称の理解です。

どちらも、これからの英語の勉強の基本になる知識です。

英文を丸暗記するのではなく、考え方を理解して覚えましょう。

しかし、この内容だけで80点以上取るのは、難しいかもしれません。

理由は以下の4点です。

・Program1の知識は、文法表現の枠にはまらない会話表現が多数あったり、中2の範囲の不定詞が熟語表現的に入っていたり、英語初学者には厳しい教科書の構成になっています。
学習内容のレベルが上がっているので、知識を理解・定着するための学力の土台が必要です。

・「理解するべき知識なのか?」「暗記するべき知識なのか?」の判断が難しいので、子ども一人で勉強するのは厳しいです。

・教科書の本文以外にも、数字や電話番号の表現など暗記事項が多くあるので、直前期だけの勉強だと試験までに間に合わないことが多いです。

・江戸川区一之江・船堀・瑞江の学校では、定期テストで試験範囲以外での英語表現を出題する学校や英語の長文読解を出題する中学校が増えています。

最近の中学校のテストでは、子どもの本質的な英語力を要求する問題が増えてきました。

試験前にワークだけを勉強しても、高得点を取ることは難しく、普段からの学習と本質的な理解が以前よりも大切になっています。

東都ゼミナールでは、目先の点数だけではなく、次につながるような本質的な学習を行っています。

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