「繰り返し志望校の過去問を解けば合格できるのか?」
「過去問を繰り返し解いているのに点数が上がらない!」
と過去問についての疑問や悩みがありませんか?
限られた時間で最大限効率的に学習を進めたいと願うのは受験生であれば当たり前のことです。
どこの高校を受験するにしても過去問をやることは絶対に必要です。
ただ正しいやり方でやらなければ点数は上がらないし合格もできません。
たとえば今年、慶応義塾志木に合格した生徒は中3の11月16日に初めて平成20年度慶応志木の過去問を解きました。
点数は47点でした。
翌週の平成21年度が20点。
2週間後の平成22年度は13点。
過去問を解けば解くほど点数が落ちていきました。
ところが正しい過去問のやり方を身に付けていけた結果…入試直前の2月5日におこなった平成28年度では82点を取れるまでに得点力をつけることができました。
もちろん初めてやる年度で2回、3回と解いた過去問ではありません。
過去問はただやるだけでは点数は上がりません。
しかし事例で示したように正しいやり方で過去問演習を行うことで点数は取れるようになります。
この記事では合格に近づく過去問の利用法を紹介します。
過去問を解く目的
志望校の出題傾向や形式を知るため
過去問は地図です。
目的地の場所を教えてくれます。
過去問を解くことで自分がどこに向かえばよいかがわかります。
過去問は合格するための必要な能力を教えてくれます。
たとえば都立高校の国語で文法問題は出ません。
「れる・られる」の判別ができなくても合否に関係ありません。
しかし私立高校では文法問題だけで大問を構成している高校もあります。
都立高校と私立高校のどちらを希望するかで文法問題を勉強する必要があるかがわかります。
数学では都立高校だと作図の問題が毎年出題されます。
しかし私立高校で作図がある高校は多くありません。
過去問をやることで作図を勉強する必要があるかがわかります。
英語も都立高校は大部分の問題でマークシート方式を採用しています。
しかし英作文の出題があります。
私立高校では完全にマークシートの高校もあります。
並び替え問題は出題されても英作文は出題されません。
過去問を解くことで志望する高校で必要な出題形式や何を勉強しなければいけないかが明確になります。
自分の立ち位置と志望校との距離を知るため
先ほども言いましたが過去問は地図のと同じ役割を果たします。
点数が伸びないと言っている子どもは地図の正しい使い方がわかっていない状態と同じです。
地図をつかって目的地に到着するためには目的地だけわかっても到着できません。
たとえば京都旅行を計画しても東京から出発するのか?それとも福岡から出発するのか?
出発地がわからないと京都には到着できませんよね。
これと同じです。
過去問の点が伸びないと悩んでいる子どもは目的地の研究ばかりして自分がどこにいるのかを把握しようとしていません。
過去問を解くことで自分は何ができているのか?何ができていないのか?を明確にできます。
行きたい学校と行ける学校の判断をするため
2校の気に入っている高校があったとします。
試験日が同じためどちらかを選ばないといけません。
そのときに「合格できる可能性」が高校選びの基準になることがあります。
私立高校は学校によって問題の形式から出題レベルまで大きく異なります。
たとえば日大習志野は同じ偏差値の高校に比べて問題レベルが高いです。
一方、法政大学高校は基本的な問題が多く出題されます。
だから合格者最低点は日大習志野は低く、法政大学高校は高いです。
基本問題をミスなく解ける子どもと応用問題に強い子どもがいます。
ご自身の子どもがどちらのタイプかによってターゲットにする高校を決めることができます。
都立高校でも同じことが言えます。
共通問題はミスなく解ける子どもが強いです。
小山台高校・竹早高校・三田高校・小松川高校など共通問題のトップレベルの高校は1問のミスが合否を分けます。
真面目にコツコツやれる子どもは、このタイプのテストに強いです。
日比谷高校・西高校・戸山高校・隅田川高校などの独自で問題を作っている高校の問題は共通問題に比べて難しいです。
1問でも多くの問題を正解して点数を積み上げていくことで合格できます。
自分の興味があることに取り組める子どもはこのタイプのテストに強いです。
ほかにも子どものタイプや高校のタイプによって分類はできます。
過去問を解くことで子どもが合格点を取りやすい学校を判断することができます。
過去問は「何年度分?」「いつから?」やればいいのか??
どのくらいの年度をやるべきか?
受験する学校は過去問に掲載されている年度をすべてやるべきです。
例外として3年分やったときに全教科9割くらいとっている場合は問題レベルを上げた別の学校の過去問をやると良いです。
できるものを何度もやる時間は受験生にはありません。
一つの目安として東都ゼミナールの卒業生が過去問をどのくらい行っていたかを紹介します。
■新宿高校以上の都立自校作成校+MARCH以上の私立に合格している子どもの場合
先ほど紹介した慶応志木に合格した子どもは慶応志木の過去問を含めて入試が終わるまでにちょうど60年分の過去問を解いています。
その前年に明大明治に合格している子どもは推薦入試での合格なので1月下旬までの期間しか受験勉強をしていません。
それでも43年分を解いています。
2年前に早稲田大学本庄1次と中央大学高校に合格した子どもは73年分を解いています。
過去11年の入試で一番過去問を解いた子どもで89年分。
その子どもは慶應義塾と慶応志木に合格しています。
卒業生の中で一番過去問をおこなった数が少ないのが先ほど紹介した明大明治に合格した子どもの43年分です。
都立の自校作成を含めて偏差値65を超える学校に合格している子どもは全員60年分前後の過去問を解いています。
これに加えて駿台模試・VもぎやWもぎなどの公開模試を受験して、その直しもしています。
MARCH以上の高校を受験する場合は最低でも5校は受験するのがセオリーです。
受験する高校が増えると対策をしていくための過去問を解く年度も多くなります。
■両国高校・富士高校・墨田川高校or都立共通問題に合格している子どもの場合
両国高校・国学院・安田学園(S特)に合格している子どもが35年分。
小松川・日大鶴ケ丘(特進)に合格している子どもが25年分。
三田・江戸川女子(Ⅲ類)に合格している子どもで18年分。
江戸川高校・関東一高(特進)に合格している子どもも18年分の過去問を行っています。
両国高校レベルになると併願優遇に加えて、ほかの私立高校を受験する子どもが多いため30~40年分。
都立の共通問題の高校を受験する子どもは都立+併願優遇という受験パターンが多いため20年前後の過去問を行っている子どもが多いです。
過去問以外に受験する公開模試はWもぎやVもぎを9月からは最低月1回受験しています。
過去問をやる時期は?
■両国高校・富士高校・墨田川高校or都立共通問題に合格している子どもの場合
過去問は1年分を解き終わるのにどのくらいの時間がかかると思いますか?
過去問は解くだけなら2時間半~5時間で終わります。
しかし過去問は解いて終わりではありません。
一番大切なことは「間違い直し」です。
直しをしっかりやると最低でも過去問をやるのと同じくらいの時間がかかります。
本当に丁寧に取り組めば解いた2倍の時間が直しでかかることもあります。
過去問を1年分解いて直すと合計5~8時間くらいかかります。
1年分をやるのに5時間以上かかるので平日はできません。
週末に行うことを考えると1週間に2年分の過去問がやれたら上出来です。
週に2年分の過去問を行う場合、都立共通問題の高校を志望する子どもは40年分の過去問をやっているので20週が必要です。
ボリュームがわかれば逆算で始める時期が割り出せます。
9月から2月末まで約24週あります。
しかし実際は9月~11月は中間テストと期末テストがあります。
1回の定期テストに必要な期間は3週間。
それが2回なのでテスト対策で6週間は過去問ができません。
9月からはじめれば過去問ができる期間は18週間。
36年分の過去問ができることになります。
都立の共通問題の高校を志望する場合は冬休みや祝祭日に余分にやれることを考えれば40年分はできます。
高校受験では9月から始めれば無理なく合格レベルに達するのに必要な時間を取れます。
もし9月に過去問が始められなくてもあきらめないでください‼
9月~11月の12週間でテストが2回あります。
12週間のうちの6週間はテスト対策とテスト期間です。
だから9月~11月は過去問をやる時間を多くは取れません。
11月の段階では9月から過去問を解き始めた子どもと比べて逆転できないほどの差ではありません。
11月末から追い込みをかければ逆転の可能性はあります。
ただ大変なので9月から過去問を始められるような学習スケジュールをたてることをおススメします。
■新宿高校以上の都立自校作成校+MARCH以上の私立に合格している子どもの場合
東都ゼミナールの卒業生でMARCH以上の高校に進学した子どもは60年分の過去問をやっています。
だから最低30週は時間が必要です。
9月からでは間に合いません。
遅くても夏休みから過去問を始める必要があります。
そのためには中3の夏前までに基本的な単元別学習は終わらせる必要があります。
MARCH以上の高校に合格したい場合は遅くても中2から勉強を始めないと合格は難しいです。
部活を夏までやっていたので十分な時間が取れないという子どももいると思います。
その場合には3学期に学校を休んで勉強する子どももいます。
「学校を休んでまで受験勉強をするのはアンフェアだ。」や「学校は何よりも優先する場所だ。」という意見もあります。
何が正しくて何が間違っているかなんてありません。
「大切なのは自分がどうしたいか?」だと思います。
「合格したい。だけど時間が足らない‼」という場合には、学校を休むのも手段の一つです。
過去問の正しい使い方は?
解説がついているものを購入する
過去問を入手する手段はいくつかあります。
・本屋で買う。
・古本屋で買う。
・学校見学で配布しているものをもらう。
・学校HPでダウンロードする。
購入方法としては本屋で買う以外はあり得ません。
古本屋で売っている過去問は前年に受験が終わった子どもが本屋に売却したものです。
だから最新年度が収録されていません。
最新年度は合否を判断するために有益な素材です。
過去問は必ず最新年度が掲載されているものを買いましょう。
例外がふたつあります。
ひとつ目が志望校だけでは過去問の年度が十分ではない場合です。
そのときは出題傾向が似ている高校の過去問を購入してください。
その場合は最新年度にこだわる必要はありません。
ふたつ目が同じ学校の過去問の古い年度が欲しい場合です。
直近5年分が収録されている過去問では足らない場合、古本屋で5年前の過去問を見つけることができれば過去10年分の同じ学校の過去問を解くことができます。
このふたつの場合は古本屋で過去問を購入するのもありです。
また高校が配布している過去問やHPでダウンロードできる過去問は解説がなく年度数も多くて3年くらいです。
過去問を解く意義はできない問題をできるようにすることです。
そのためには解説がないと問題を理解できないため解けるようにはなりません。
配布しているものやHPに掲載されている過去問に詳しい解説がついていれば良いです。
しかし解説がない場合は多いのでおススメできません。
過去問の収録年度も重要な問題です。
「3年やれば十分だ。」「5年はやるべきだ。」「出題傾向が変わるからあまり古い年度をやるのは意味がない。」という意見もあります。
しかし今までの指導経験や入試研究をしての見解は志望校の過去問はできるだけ多くの年度を解いた方がよいということです。
2、3年分だと出題傾向に慣れるというレベルにはなります。
しかしその学校の問題ができるというレベルにはなりません。
同じ質の練習をするという前提があるならば練習する機会は多ければ多いほど上達できます。
過去問は収録年数が多く、解説がしっかりとついているものを選びましょう。
過去問はコピーをして使う。
過去問をそのまま使うのはおススメしません。
理由
・直しがやりづらい
・意味のある解き直しができない
過去問は一冊に問題・解答用紙・解説がまとまっています。
もしそこに全部書き込んでしまったら直しをするときに問題ページと解説ページをいったりきたりしなければいけません。
一度やってみるとわかりますが手間がかかるため結構ストレスです。
問題をコピーしておけば解説ページを広げたまま問題と見比べることができます。
直しの質もスピードも圧倒的に上がります。
またコピーをしないと本に直接書き込むことになります。
国語の場合は本文に線を引いたり数学の場合は図形に数字を書き込んだり補助線を引いたりするはずです。
解説を読んだ後にもう一度解こうとするときにすでにヒントがある状態で解くことになります。
これを防ぐためにも問題をコピーして使うことをおススメします。
キッチンタイマーを用意して試験時間をしっかり計って通しで行う
大人からすると当たり前のことに感じます。
しかし過去問はテストだという認識が弱い子どもがいます。
たとえば試験時間の途中でもタイマーを止めてトイレ休憩とる子どもや飲み物を飲みながら行う子どももいます。
点数が気になり大問ごとに答え合わせをしながら行う子どももいます。
過去問はテストです。
学校の定期テストでトイレに行ったら、その時点で試験は終了です。
試験中に飲み物を飲むことが許されている学校もないと思います。
ましてやテストの途中で採点ができるテストはありません。
過去問はテストという意識を持って取り組むことが必要です。
採点をする
時間通りに問題を解き終えたら次は採点です。
過去問をやるからには1点でも多くとりたいと思うことは良いことです。
しかし子どもによっては、その気持ちが間違った方向に働くことがあります。
たとえば答えは間違えたけどただの計算ミスだから〇にする。
間違えたけど最後まで迷ったほうの解答だから〇ということをする子どももいます。
過去問をやる目的は自分と志望校との距離感をはかることです。
計算間違えでも書き間違えでも間違えは間違えです。
それも含めて現在の子どもの実力です。
生徒たちにも自分に厳しく、目的を忘れずに過去問に取り組み採点をするように話はしています。
しかし毎年この生徒の実力でこんなに高い点数を取れるはずがないという生徒はいます。
感覚的には3人に1人くらいは誤魔化したかな?と感じる答案を提出してきます。
子どもを信じるとか信じないではなく合格するためには正確な情報が必要です。
東都ゼミナールの場合は第一志望の学校など大切な学校に関しては家では過去問をやらせず塾でやってもらっています。
ご自宅で過去問を行う場合は親などの第三者が採点をすることをおススメします。
過去問を直す方法
最も大切な「過去問の直し」の方法をここからは紹介します。
採点した解答用紙をやり直しノートの左ページ貼る。
まず科目ごとに直しのノートを作成しましょう。
A4サイズの答案用紙を左側に折らないで貼れるサイズのノートがおススメです。
B4サイズだと解答用紙を折って貼ることになります。
見直そうとしたときに貼ってある紙をもう一度広げる必要があります。
たったそれだけの動作が加わるだけで見返す頻度が圧倒的に下がります。
余計な手間を省くためにもB4サイズのノートではなくA3サイズのノートの使用をおススメします。
間違えた問題と偶然正解していた問題の解答・解説を読む
ノートの右側に直しをしていきます。
わからなかった問題や正解はしたけど自信をもって解答できなかった問題の解答・解説を読みます。
理解ができなかった問題は、それ以上直しができません。
大きめのポストイットにわからない問題の番号と質問事項を書いてノートの右側に貼りましょう。
辞書・参考書を使いながら、ノートの右ページに間違えた問題を解き直す
解説を読んで理解できた問題は解き直しです。
解き直し前に注意点があります‼
間違えたということは出題された問題に関する知識が不足しているということです。
辞書や参考書を使用して不足している知識を復習してからやり直しをして下さい。
社会や理科の場合はこの作業が特に必要です。
間違えた原因はたまたま自分ができない問題が出題されたからではありません。
出題された単元をしっかり理解していないから間違えたという認識をもってやり直すことが大切です。
解説を読んで、参考書などで知識を補強したらノートの右側を使用して自力で解いて丸つけをします。
すべて理由をもって解答できていたら完了です。
間違えがなくなるまで解説を読む→理解する→やり直し→丸つけを続けてください。
質問は塾の先生や学校の先生に質問して解決する
ポストイットにかいてノートに貼ったものは学校や塾の先生に質問して解決してください。
遠慮せず勇気をもって質問してください。
質問するときの注意点としては問題と解答・解説も持っていったほうがよいです。
学校のレベルが上がるほど問題を解くためのテクニックが必要になります。
学校の先生は学校教育の指導のプロであり受験指導のプロではありません。
質問をしても問題が解けないことや答えは出せたけど中学生では解けない解き方で教えることがあるようです。
塾の先生も講師の力量によっては単元別の指導はできても入試問題は解けないという講師も数多くいます。
解答と解説があれば効果的な指導をしてくれると思います。
理解できたらもう一度解きなおす。
質問をして理解できたものはもう一度自分で解き直しましょう。
やってみけどわからなくなったという場合は勇気をもって再度質問に行きましょう。
理由がわかって解答できていたら解き直し終了
理由をもって間違えた問題の解き直しができたら1年分の過去問を解いて直すという部分が終了です。
ここまでの段階で出題される問題を理解するというステージはクリアできているはずです。
過去問の解き直し後にすること
ここから紹介することは「わかる」を「できる」に変える作業です
■単元別の問題集を使って復習
入試問題は広い範囲の中の一部でしかありません。
過去問をやることで苦手な範囲を確認できているはずです。
苦手単元は単元別問題集を使用して練習しましょう。
科目別の注意点
■英語
長文は最低3回読み直しをする
英語は解答と解説を読むと多くのものは理解できると思います。
そこで終わるから次の年度をやるときに点数が伸びていきません。
長文を最低3回は読みましょう。
注意点
・読む時間は回数を追うごとに短くしていく。
・毎回、書き込みのしていない長文を使用する。
・読んだ後は必ず解答解説を読み返し自分が読んだ内容と一致しているかを確認する。
・わからなかった単語はメモ帳や単語帳にメモをしておき定期的に覚え直すということをしてください。
卒業生もこの作業をきちんとやるようになってから点数が爆発的に伸びています。
■国語
漢字や文章内のわからなかった語句の意味を覚える
直しのときに文章内のわからなかった語句の意味調べをしてくだい。
その言葉と意味をリストにしておけばいつでも見直しができます。
定期的にみることで言葉の数が増えます。
英語も国語もボキャブラリーは生命線です。
どれだけ解法テクニックを教えても言葉の数が少ない子どもはできるようになりません。
面倒くさい作業を継続できるかで得点が上がるかが決まります。
■数学
間違えた問題をもう一度何も見ないで解いて解法をたどれるかを確認する。
考え方をたどれるかがポイントです。
その問題の解き方だけを覚える子どもは点数が上がっていきません。
たとえばこの問題はAとCを結ぶ補助線を引くという風に覚えてもあまり意味がありません。
なぜそこに補助線を引くのか?どういう状況を作ろうと試行錯誤するのか?ということを意識しながら解くことが大切です。
■理科・社会
英語・国語とおなじで暗記が前提の科目です。
間違えた単元のノートや解説を読み自分の言葉でまとめることで体系的に頭の中で整理されていきます。
注意点としてまとめることに時間を取りすぎないでください。
参考書を読み、単元別に自分の言葉で簡単にまとめて、問題を多く解くことで知識が定着していきます。
ここまでの作業をすべて終えたら次の年度の過去問に移ってください。
まとめ
過去問は解くだけだと意味がない。
過去問を解く目的
・志望校の出題傾向や形式を知るため
・自分の立ち位置と志望校との距離を知るため
・行きたい学校と行ける学校の判別をするため
過去問の正しい使い方
・本番に極力近づけた環境で過去問はやる
・最も大切なことは「何ができていないのか?」を知ってできるようにすること
過去問を「なぜやるのか?」と「どのようにやるのか?」を意識して実践することで本番での得点は大きく上がります。
頑張って下さい。
ここまでのことは子ども一人ではできないや親だけで管理できないという場合には代行できる塾を探すことも検討してください。